Photoshop 指先ツールによるレタッチ

所用で外出できなかったので、今日は例によってレタッチ(画像処理)ネタです... (*´∀`)
風景写真では、一定の出力媒体の大きさを想定して、カメラのファインダーの中で構図を考え、最終的にトリミングが不要なところまで煮詰めて絵造りをします。(`・ω・´)
しかし野鳥写真、とりわけ飛んでいる鳥の場合には、カメラのファインダーのセンターでターゲットをジャスピンで捉えることから始まり、絵造りは出力媒体の大きさにより、構図を考えて後からトリミングを行うことになります。(´ー`)
トリミングを行った場合には、時として構図的にバランスの関係で、消去したい部分ができることもままあります。
今回は、1枚の元画像から切り出した絵の不要部分のPhotoshop Elements の指先ツールによる消去例を紹介します。
Photoshop Elements のマニュアルによれば、指先ツールは以下のように説明されています。

指先ツールは、塗りたてのペンキを指でこすったような効果をシミュレートします。
このツールでは、ストロークが開始された場所からカラーを取り出して、ドラッグする方向に押し出します。

Photoshop Elements の画面
retouch07.jpg 
[ 元画像 ]
retatch00.jpg
[  トリミング画像 1  ]
retouch01.jpg  [  トリミング画像 1  ] の不要部分を消去
retatch02.jpg
[  トリミング画像 2  ]
retouch03.jpg  [  トリミング画像 2  ] の不要部分を消去
retatch04.jpg
[  トリミング画像 3  ]  
retouch05.jpg[  トリミング画像 3  ] の不要部分を消去 
retatch06.jpg

Nikon D4
Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
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Photoshop Elementsによる背景処理

悪天候で撮影に出かけることができない日々が続いているため、今日は Photoshop Elements によるレタッチ ネタです。(ノ∀`*)
せっかくの野鳥撮影に成功したと思って、画像をパソコンのモニタで確認してみると、背景に大きなゴミや人工物が写っていて、がっかりすることがよくあります。o(`ω´*)o
トリミングで逃れられれば、それに越したことはないのですが、それだけでは、なかなかうまくゆかない事も多いものです。(つд`)
そんな時のために、彩度を落とすことによる修正と、 Photoshop のスポット修復ブラシツールを使う2通りの方法を紹介させていただきます...  処理に要する時間は、ほんの1~2分です。(*´∀`) 
下の例ではどちらの方法も有効ですが、スポット修復ブラシツールは、しいて云うなら彩度の低減だけでは対応できない、輪郭がはっきりした不要物の消去に向いています。(`・ω・´)

[  Before  ] 
before.jpg   背景に派手な色彩のポリ容器のゴミが3つ( 水面にも... ) 写っています ・゚・(ノД`)・゚・。。

最初に左側の青いゴミから処理してみましょう...
syori01.jpg  
  自動選択ツールを使い青いゴミをクリックして選択、[ 選択範囲に追加 ] モードで行えば複数個所の選択が可能です
syori07.jpg 
  画像調整メニューのカラーから 色相彩度を選択し、ダイアログを表示... プルダウンをマスターからシアン系に変更します
syori08.jpg  
画面上の修正したい部分をクリックし、修正する色を確定、彩度のスライダーをマイナス側にゴミの色が消えるまで移動します
syori02.jpg 
 青いゴミと水面の映り込みが消えました v(^ー゜)

次に右側のグリーンのゴミを処理します
syori03.jpg 
今度は長方形選択ツールを使って修正部分を選択(自動選択ツールでもOKです)、上の例と同じようにゴミの
彩度を落として処理しましたが、色の要素としてグリーンとシアンの2つがあったので、2度の処理を行いました 
syori04.jpg 
右側のグリーンのゴミが消えました (´∀`)

スポット修復ツールによる処理
syori05.jpg 
  スポット修復ツールを使い、筆の太さ(ブラシサイズ)をゴミの大きさに合わせ、消したい部分をなぞります...
syori06.jpg 
完成です... 前の例のように彩度を下げて処理することもできます (*´∀`)

[  After  ] 
after.jpg 
いかがでしょう3つのゴミと、水面の映り込みが、すべて消えました... (^~^) 

Nikon D300S
Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II + TC-17E II
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Raw 現像による白とび・黒潰れとノイズ補正

お天気が悪くて撮影に出られなかったので、今日は、またしてもレタッチネタです。(*´∀`)
レタッチ以前の問題として、レタッチを行う際にはPCモニタのRGB(Red・Green・Blue)の3つの光量とバランスが正しく調整されており、適正な色相・彩度・明度で表示されていることが極めて重要です。
でないと、自分のPCモニタでは正常に見えていても、Web上で見ている他の人からは不自然な色合いや彩度・コントラストに見えてしまいます。 また、PCモニタは使い続けてゆくと経時変化で、白色の色温度が高くなり、明るさも暗くなってゆくため、定期的(一般的には2~300時間に1度)にキャリブレーション(較正)を行う必要があるとされています。
これらの理由から、PCで写真を扱っておられる方には是非、キャリブレーション機能付きモニタの使用をお勧めします。(`・ω・´)
ちなみに陰陽師は、ナナオ FlexScan SX2262W を使用しています。

さて、ここからが本題です。(ノ∀`*)
Photoshop ElementsでRawファイルを読み込むと、まず最初に下図のようなRaw現像を行うためのアプリCamera Rawが起動します。

Camera Raw 
retuch01.jpg   
Camera Raw画面右上のボタンが 押されていると白とび部分が赤色で警告、ボタンが押されていれば黒潰れが青色で警告されます。
上の画像では、黒潰れ部分はありませんが、逆光の悪条件下では、白とび・黒潰れの部分が頻繁に出現します。
適正な現像を行うために画面左下にある印のプルダウンメニューは100%にし、等倍で画像表示して作業したほうが良いと思います。

無加工の画像
retuch02.jpg高感度撮影に強いといわれる Nikon D4 ですが、光線状況が悪いためノイズが醜く、距離が遠いこともあって解像不足です 

Raw現像による白とび軽減と、シャープネス、ノイズ処理を行った画像
retuch03_20131104062917c50.jpg 
白とびや黒潰れの補正は、下図のようなCamera Rawの「基本補正」のページで行います。
この例では、露光量を0から-0.25とし、白とび軽減の値を0から55としていますが、黒潰れの場合には、露光量補助光明るさの値を+方向に調整します。
逆光の場合には白とびと黒潰れが同時に発生する場合も多く、補正数値のバランスが重要となります。 
sirotobi02.jpg 

シャープネスやノイズ処理は、Camera Raw の「ディテール」のページで設定します... 例では、それぞれ、シャープの適用量を0から55、ディテールの値を0から45とし、ノイズ軽減の輝度の値を0から35としています。
ただ注意すべきは、シャープの適用量とディテールの値を上げ過ぎると、ノイズが更に醜くなり、ノイズ軽減の輝度の値を上げ過ぎるとディテールが潰れて、のっぺりした画像となってしまということです。
この例でのシャープとノイズ軽減の値は、それぞれ、ほぼ最大値であると理解してください。
sirotobi03.jpg 
 
最後にPhotoshop Elemts で明るさとコントラスの微調整をして完成です
retuch04_201311040629185a6.jpg
[ 撮影データ ]
2013年11月2日16:15 焦点距離600mm 絞り値 f / 4(開放) iso / 2,000 ss= 1 / 400 秒 露出補正 -0.3

Nikon D4
Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
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曇り空をレタッチで青空に...

台風27号の影響でしょうか、朝から雨が止まないので、今日はRaw現像とPhotoshop Elements による、簡単なレタッチのネタです。(´ー`)
下のチョウゲンボウの写真は、昨日の午後3時より少し前に撮ったものですが、まだ雨が残る中、光線状況も悪く、気合いが入らないままに数回シャッターを切った内の1枚です。
本来、自然であるべき野鳥写真で、どこまでのレタッチが許容されるかは、意見の分かれるところだと思いますが、ちょっと遊び半分で曇り空をレタッチで青空に変えてみました。(*´∀`)
若干の露光と絞り不足で、画像がもっさりしているため、Raw 現像の段階にて、ディテール タブで軽くシャープ処理をしています 。(^~^)
Photoshop でのJpeg画像の加工は、触れば触る程に画像が劣化しますので、最小限の加工で済むよう、Raw現像の段階で充分な処理を施しておくのが賢明です。(`・ω・´) 

[  無処理画像  ] 
none01.jpg 
[  Raw 現像  ]
retuch0a.jpg   retuch00.jpg  
   基本補正タブとディテールタブの赤丸の値をそれぞれ0 から上図のように変更(色温度は5,800→5,500)  

[  Raw 現像処理後の画像  ]
shori01.jpg 
Photoshopで、ファイルメニューのカラーから 色相/彩度を選択しダイアログを表示
retuch03.jpg 
  プルダウンメニューをマスターからシアン系に変更
retuch04.jpg 
  色相の値を 0 → +3 、彩度の値を 0 → +65 に変更

ファイルメニューの画質調整からライティング→レベル補正でレベル補正ダイアログを表示
retuch05.jpg 
  入力レベルの両側スライダーを山の裾野まで寄せ、中央のスライダーで暗部の明るさを調整

ファイルメニューの画質調整からライティング→シャドウ・ハイライトを選択しダイアログを表示
retuch06.jpg 
  最後に明度とコントラストの微調整を施して完成

Photoshop でレタッチ後の完成画像
shori02.jpg
Nikon D4
Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
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Raw画像の逆光と色飛び補正

連日の猛暑で野外撮影の気力を削がれ、今日はphotoshop Elementsによるレタッチ ネタです。(*´∀`)
下の写真は先日の遠征時のイヌワシの画像ですが、逆光空抜けで、空の色が飛んでしまいました... しかし露出補正を+1.7としているので、暗部の色潰れはありません。(`・ω・´)
レタッチによる画像補正の場合、Raw撮影が圧倒的に有利ですが、逆光の場合には、露出オーバーは何とでもなるのですが、露出不足では全く救いようがありません。┐(´д`)┌
何となれば、逆光の露出不足では、細部の画像情報が圧倒的に不足するため、レタッチによる補正も諦めざるを得ないのです。(つд`)

[ 撮影データ ]  2013年8月8日 17:19
  焦点距離 600mm   f / 5.6  iso / 500  ss 1 / 1,250  中央部重点測光  露出補正 + 1.7  AF-C 1点

原 画  (Before)
phototes0z.jpg   
画像 1 
phototes02.jpghosei02.jpg
Camera Raw で自然な空の色を得るため色温度と露出を下げ、補助効果で暗部を少し持ち上げます

画像 2 
phototes03.jpg Potoshopの「画質調整メニュー」の「ライティング」から「シャドウ・ハイライト」を選択してシャドウ・ハイライトのダイアログを表示
hosei0a.jpg
各スライダーを調整して最適な明度とコントラストを得ます

画像 3 (After)
phototes04.jpg
「画質調整メニュー」の「ライティング」から「レベル補正」を選択してレベル補正のダイアログを表示
hosei0b.jpg
ヒストグラムの両サイドのスライダーを山の裾野に近付け、さらに中央のスライダーで明るさを微調整

「画質調整メニュー」の「カラー」から「色相・彩度」を選択して色相/彩度のダイアログを表示
hosei0c.jpg
最後に画像の色相と彩度を微調整

Nikon D4
Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
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