長距離を旅する蝶

大阪南港野鳥園の緑道を歩いていると、ヒラヒラと舞う美しい蝶を見つけました... よく見るとアサギマダラです。
アサギマダラは、春から夏にかけて冷涼な高原地帯で棲息し、繁殖活動を行います。
日本々土で生まれた成虫は秋になると南下を始め、南西諸島や台湾へ長距離の渡りを行うことが最近の調査で知られるようになりました。
2,006年8月に山形県蔵王スキー場でマーキングして放蝶した個体が11月に与那国島・久部良岳の山頂で見つかったという記録があり、何と直線距離にして2,246kmを移動したことになります。 ヽ( ゚д゚ )ノ
このようにして、渡った先で繁殖したアサギマダラは、次の年の春には再び日本本土へ向けて移動するというサイクルを繰返しているのです。

アサギマダラはガガイモ科の植物に卵を生みつけ、幼虫はこの植物の葉を食べて成長しますが、実はこの植物には毒性の強いアルカロイドが含まれており、この毒を体内に取込むことにより、この蝶は外敵から身を守っています。
アサギマダラが好んで吸蜜しているフジバカマやヒヨドリバナの花蜜にもアルカロイドの有毒成分が含まれています。

アサギマダラ(タテハチョウ科マダラチョウ亜科)
am01.jpg
am02.jpg am03.jpg 

アカテガニ(イワガニ科アカテガニ属)
akategani.jpg 野鳥園の緑道の雨水溝の中に、このカニがウジャウジャいました... 右側奥のハサミの大きい方が雄です
背中の真ん中が口のような形に窪んでいて人面に見えませんか? (´∀`)
野鳥園には色んな生物が住んでいますね



Nikon D300S
シグマ APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
絞り優先 手持ち撮影 大阪南港野鳥園にて
23:32 | 昆虫、その他の虫 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
この子はだ~れ♪ | top | ドジなミサゴ姐さん

コメント

# きれいな蝶ですね。♪
おはようございます。♪
同じ日に同じテーマでしたね。♪
アサギマダラを今年で3年見続けています。
美しい蝶ですね。ネットで調べてみましたが、春の渡りはまだあまり知られていないようです。ひつじが見に行く山裾も、春にはみたことがありません。フジバカマやヒヨドリバナが春には咲いてないから目印が無くて、探せないのかもしれませんが、どうやら渡りのコースが違うようですね。
by: ひつじ草 | 2011/10/17 09:18 | URL [編集] | page top↑
#
ひつじ草さん、ようこそいらっしゃいませ。

半透明の、ほのかな浅葱色の翅がとても美しくて印象的ですね...
アサギマダラは、まだまだ解明されていない謎が多い蝶のようです。
一番上の写真で確認できるように、この蝶の上翅の付根にある球状の部分は、他の蝶には認められません。
その中に太い筋肉の束が入っているのか、長距離の渡りのために必要な化学物質が詰まっているのか、陰陽師は渡りに関する何らかの鍵があるのではないかと感じています...o(`ω´*)o
生物学者による解明を待ちたいと思います。
by: 陰陽師 | 2011/10/18 01:49 | URL [編集] | page top↑

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