夏子の酒

今日は本年2度目の忘年会、大学時代の同じ体育会クラブの同期会でフグのコース料理を堪能してまいりました。(´ー`)
撮影の時間がとれなかったこともありますが、今日は趣向を変えて日本酒の話を少ししてみたいと思います。

その昔、陰陽師は日本酒が苦手で、いわゆる洋酒と呼ばれる類のお酒ばかりを飲んでいました... ┐(´д`)┌
ところがサラリーマンをしていた頃に、転勤で5年間ほど新潟県に住んだ時期があり、その時飲んだ日本酒の味にショックを覚えました。 (;゚Д゚)
「何これ、日本酒ってこんなに美味かったの??」という感じで、それ以来新潟県の名だたる酒蔵の銘酒と呼ばれるものを飲み比べてみました。
驚くことに、そのほとんどの銘柄の酒は、今まで陰陽師がこれが日本酒の味だと決めつけていたものとは、全くの別物だったのです。 ヽ(*´∀`)ノ
全国で日本酒の生産量が一番多いのは兵庫県で、一般に灘の酒として知られていますが、この酒の醸造酒の原材料を見ると、ほとんどの酒造メーカーで「糖類」という記載があります。
実はこの糖類とは水飴のことで、醸造用のアルコールのツンツンした角を誤魔化すために混入されています...
このことにより、ベタベタした後味のしつこさや雑味で、スッキリした飲みくちの日本酒本来の旨みを阻害しているのですが、糖類を混入しないととても飲めないような低レベルな品質の酒が多く流通しているのが現実です。
新潟県には100近くの酒蔵があり、酒蔵の数では日本一を誇りますが、酒造りに合った気候風土と水、杜氏の技術の高さが質の高い日本酒を生んでいる要因だと思われます。
酒造米は五百万石や山田錦など、全国で使われているものとほぼ 変わりありませんが、とりわけ水に関して新潟県では、ミネラル分の少ない軟水が使用され、このことにより、雑味の無いスッキリした味わいの酒が生まれるのではないかと考えられます。

久須美酒造 古代米 亀の尾 大吟醸 「亀の翁」
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写真の酒の製造元である久須美酒造は新潟県長岡市小島谷にあり、尾瀬あきら氏の「夏子の酒」として1988~1991年にコミック週刊誌「モーニング」に連載され1994年にテレビドラマ化(フジ系列)された酒蔵です。
古代米「亀の尾」は明治26年に山形県の農家を営んでいた阿部亀治氏により発見育成された品種で、食べても大層美味しく、酒造米としても飛び抜けた品質で、戦前には新潟、山形、秋田の各県で広く栽培されていましたが、戦後は病害虫や冷害などに強い品種のみが栽培されるようになり、「亀の尾」は姿を消すことになります。
その後半世紀を経、農業試験場から譲り受けた1500粒の種子から1981年にこの蔵元の保有田で「亀の尾」の復活に成功します。
写真の「亀の翁」はこの「亀の尾」から醸されたお酒で、1983年に発売され、その年の三大品評会で全て金賞を獲得するという偉業を成し遂げた、いわく付の酒で720mmリットルで一本5万円のプレミアがつくこともあると云われます。ヽ( ゚д゚ )ノ

久須美酒造 期間限定純米吟醸「きよいずみ」kiyoizumi.jpg 

純米酒「きよいずみ」は陰陽師が愛してやまない酒で、新酒の時期に発売される限定酒は、フルーティな香りがたまらない極め付けの酒です。
どちらかというと、あまり冷やさずに常温で、その香りを楽しみながら飲むのが陰陽師の好みです。(*´∀`)

写真の2本のお酒は、陰陽師が新潟在住中に仕事で大層お世話になった設計事務所の先生から先日頂いたもので、毎年この時期になると送って下さいます。
純米酒「きよいずみ」のほうは、ちょっと味見と思いつつ3日で空になってしまいましたが... (ノ∀`*)
古代米 亀の尾 大吟醸 「亀の翁」はお正月に、心して味わいたいと思います。ヽ(*´∀`)ノ

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